【開催レポート】12月4日おしゃべり会&畑の活動

2022年 12月04日

12月4日日曜日。お陽さまがいっぱいに差し込む、南向きのお部屋で、arTeaTreaTおしゃべり保護者会が開催されました。

子どもたちはスタッフにあずけて、大人だけのおしゃべりタイムです。コーヒーが入るのを待つ間にも、コーヒーにはミルクを入れる派か入れない派か、とおしゃべりが始まり、今日のテーマは・・・なんて切り出す必要もないくらいでした。

arTeaTreaTのイベントで顔を合わせたことがある同士の方も、はじめましての方も、和気あいあい・・・ とは言え、お話される内容には日々の奮闘ぶりが現れていました。

お子さんの癇癪や、走り回る音で近隣住民から苦情を言われてしまった、という話が出れば、苦情を言われないように先回りしてご挨拶をしたりお土産を配って歩いている、という話があったり。子どもが癇癪を起こさないように、先回りしてあれこれしているうちに、性格まで変わって、すごくせっかちになってしまった!なんていう話もありました。

・障害のある子どもを育てていて、周囲の人に「大変ね」と言われるのが嫌だった。

・「大変じゃない」という気持ち「あなたには分からないでしょう」という気持ちで反発することもあったし、何が大変か自分でも分かっていなかった。

・「ごめんなさい」「すみません」と謝ってばかりいることに疲れてしまった。

・「頼っていい、甘えていい」と言われても方法がわからなかった。

・でも、子どもの突発的な動きや、癇癪や、要求に対して、ずっと気を張り続けていることが大変なんだと気づいてから、「私は大変なことをしているんだな」と思えるようになった。

誰かの体験談は、共感とともに記憶が呼び起こされた別の誰かの話につながっていく。そうして、ひとりの語りがみんなの物語になっていくと、ひとりぼっちじゃなくなるのではないかな、と思います。

子育てに孤軍奮闘しているような気持ちの保護者の皆さん、仲間と一緒におしゃべりする会にぜひいらしてくださいね。

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