晴れ〜!と叫びたくなるくらいの良いお天気のもと、AETに関わる方に知らない人はいないであろう砧公園の“みんなのひろば” で『のびのびアート』開催しました。

実は6月にお天気不安定のため泣く泣く中止にしたアートの会のリベンジ開催でした。

ですので、当日の青い空を見て、クルー一同ニコニコの朝でした。

今回は事前予約のお子さんだけでなく、当日“みんなのひろば”に遊びにきているお子さんにもアートを体感してもらいたくて、ちょっと混ざるような仕組みにしました。

時間の流れのように、参加してくれるみんなからうみだされるものが切れることなくつながっていったらいいなぁと思って、２５mもあるロールの布をカットせずに使いました。(ちょっと配分失敗したかもって焦った時があったのは内緒です、笑)

今回は私たちクルーも含め、初めての場所でちょっぴり緊張は皆一緒でした。けれど、大きな樹々と足元の土、そこに敷き詰められた芝生、そして見上げれば広〜い空という最高のロケーションのおかげで、とても良い気に包まれた空間になっていました。

おかげで、ドキドキでスタートしたお子さんもあっという間に絵の具まみれになるほど、夢中になって、絵の具の色、質感、触感など、あらゆる感覚を刺激して楽しんでくれていました。

ただ、忘れてはいけないのは、こういう賑やかな場所が、かえってカラダを強張らせるという特性のお子さんもいることです。そういうお子さんには、丁寧に観察し、声をかけ、呼吸を感じ、呼吸を合わせていきます。その時間の流れがあって一緒にアートが楽しむことができるのです。

そういうこともぜひみなさんに知っていただけたら嬉しいです。

また、当日参加してくれるお子さんのために用意したエリアでは、目の前の画用紙に思い思いに、そして溢れ出てくるなにかを夢中に表現している姿が見られました。そして、そのお子さんの周りでは親御さんも一緒に交わる様子も見られ、クルーもその仲間に入れてもらいました。

ただ、絵の具やりたいのに…と泣く泣く諦めてしまうお子さんもいて、今後の活動の課題もたくさん気づかせてもらいました。

いろんなお子さんが混ざり、なんだか知らないうちに一緒に過ごしていて、そしてなんだか知らないうちに一緒にアートもしていた。そして、“みんなのひろば”の持つパワーのおかげで、参加してくれたお子さんが、それぞれ自分で選択し、やりきっていってくれたように感じます。

今回の作品は2月に世田谷美術館区民ギャラリーで開催予定の展示会で見ていただく予定です。

展示会の詳細等はまた改めてご案内いたします。

また、“みんなのひろば” で『のびのびアート』できるといいな！！

次回のアートの会は、11月28日（日）の予定です。

※今回、絵の具が触りたかったけれど着替えがなく参加できなかったお子さんもチラホラ見受けられました。ぜひ今度から“みんなのひろば” に遊びに来る時は、汚れても良い服を荷物に忍ばせてどーぞ。