【ARTレポート】11月28日@ULALA
2021年 11月28日
ぐんと冷え込んだ日、約1ヶ月ぶりのアート活動でした。
急に冷え込んできたので、みんなが体調を崩していないか心配でした。風邪をひいてしまってキャンセルの方もいたけれど、きてくれたお友達は元気で安心しました。
この日のアートは、arTreaTreaTでこれまで使ったことのない紙粘土を使用しました。
コロナ禍の活動は、大きな紙や布に絵具を使って表現することが多かったですが、この活動のスタート時はもう少しいろいろなことをやってたなぁと思い出し、少しコロナも落ち着いてきたので、また違うのもにチャレンジしたいなと思って考えました。
この日は、初めて参加してくれるお友だちも多く、クルーもドキドキ、ワクワクでした。実は2年前にこの活動をパンフレットでご存知だったという初参加の方もいらっしゃり、続けてきてよかったなと思ったエピソードでした。また、「前回みんなのひろばでのアートが楽しかったからまた来たよ。」と言ってくれるお友だちもいて、クルーは嬉しい限りです。
目の前に画用紙と絵の具をおき、まずは思い思いに絵の具遊びをしてもらいました。手を使ったり、筆を使ったり、それはいつもと同じで、その子たちのやりたい!を優先です。ある程度絵の具に満足してきたかなぁというところで、紙粘土を差し出してみました。まずはその感触に慣れていくところから。
最近寒くて、紙粘土も少し冷やっとするので、ドキドキしていたのですが、意外とスムーズに受け入れてくれて、捏ねてみたり、ちぎってみたり、思い思いに感触を味わってくれていました。絵の具のついた手で捏ねると、真っ白な紙粘土はほんのり優しい色に変身していきます。そんな様子も楽しみながら、感触になれ、紙粘土ってこういうものなんだなとわかってくると、何か作ってみようかなという流れになるのです。
具体的にイメージしてから作ったり、なんとなく触れているうちに“いい感じのなにか”になっていたり、これもまたそれぞれですが…。
おしゃべりしながら、その内容に関係するものになったり、ぎゅっと握ったらいい感じだったり、なーんでも良いのです。
毎回、私たちクルーもどんな展開になるかなんて正直わからないのですが(笑)、その時その時を感じながら関われたらなと思っています。この日はいつもよりも自分自身と対話するような感覚でできたらいいなというのが、裏テーマでした。みんながそんなふうにできたかどうかは、わかりませんが(笑)、いつもより全体的に落ち着いた感じだったかなと感じます。
初めてのお友だちとも仲良くなれたり、リピーターのお友だちとは一段と仲良しになれました。私たちクルーを受け入れてくれていることにあたらめて感謝した1日でした。
今更ですが、今年度(残り4ヶ月、活動は3回か4回ですが…)は“感触”を楽しみたいなと思って計画しています。次回もこれまでと違った“感触”の活動にしたいなと思っていますのでお楽しみに!!
次回のアートの会は、12月18日(土)の予定です。
そしてそして、今回の作品も2月に世田谷美術館区民ギャラリーで開催予定の展示会で見ていただく予定です。
展示会の詳細等はまた改めてご案内いたします。
(制作した作品全部の展示はできないかもですが、この活動を知ってもらうための展示ですのでご理解くださいませ)
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