【当日レポート】arTeaTreTインクルーシブイベント「ストリングラフィ コンサート」を開きました
2019年 07月30日
arTeaTreaTでは、病気や障がいをもつお子さんとその家族が、同じ地域に暮らす人と一緒に居心地がよくてご機嫌な日々を創ることを目指しています。春に新しくオープンした施設「東京リハビリテーションセンター」の地域交流室に、この町に暮らす乳幼児から大人まで、ハンディのある方もそうでない方約90名が一堂に会した2時間でした。ストリングラフィの芸術性は、言うまでもなく今日も私たちのハートを震わせてくれました。心踊る選曲にチビッコも大人もどんどん引き込まれ、お互いの“踊る心”をビシビシ感じ合う時間になりました!
arTeaTreT crew 石山です
2019年7月30日、
arTeaTreTインクルーシブイベント「ストリングラフィ コンサート」を開きました。
春に新しくオープンした施設「東京リハビリテーションセンター」の地域交流室に、この町に暮らす乳幼児から大人まで、ハンディのある方もそうでない方約90名が一堂に会した2時間でした。
ストリングラフィの芸術性は、言うまでもなく今日も私たちのハートを震わせてくれました。
心踊る選曲にチビッコも大人もどんどん引き込まれ、お互いの“踊る心”をビシビシ感じ合う時間になりました!
ストリングラフィというartが、観客である私たちの気持ちを引き出して、みんなの横顔もアーティスティックで素敵でした。
すべての人が、表現するエネルギーを持っていることを改めて感じました。ありのままに表現する時間、大事にしたいです。
夏の強い日差しの中、白く光る異世界にちょっと旅に出たような気分になりました。
arTeaTreT crew 山田です
私自身、はじめてのストリングラフィを体感しました。準備からお手伝いをさせていただき、会場の皆さんの体で感じあう姿までを身近に感じられたことは、「生きる喜び」を感じ、胸があつくなりました!
言葉を交わさなくても、音を感じあうことが はじめて会う方々と、リハビリテーションの各階の方々やスタッフさんと、赤ちゃんから幅広い世代の会場みなさんの、笑顔となり、とても印象的でした!
ドレミファソラシドがどの糸にあるのか 分かるってすごいな!と一緒にいた息子もはなしていました!
みんなが笑顔になる 作り上げる素晴らしい場を、ありがとうございました。
arTeaTreT crew 矢成です
巨大なクモの巣のような、格闘技のリングのような、音階ごとに幾層にも張られた絹糸から出るバイオリンのような音。
「これ、楽器なの!?」とその意外性にびっくり!童謡、クラシック、アニメソングなど親しみのある選曲に大人から子供まで、みなさん楽しそうでした。
体験コーナーでは実際に鳴らすことで、音が出る仕組みを肌で感じることができました。
音の響きが参加者さん一人ひとりに浸透していき、会場に一体感が生まれた良い時間でした。
arTeaTreT crew 見城です
「なんて、素晴らしいのでしょう!!」
わたしがストリングラフィを知った1月頃、コンサートで初めて体感した際の感想です。
魂も震え涙がこみ上げてきたのを今でも覚えています。
今回のストリングラフィコンサートにお越しいただいた皆さまは、いかがでしたでしょうか?
あの会場にはベビーからシニアまで、障害がある人もいれば、そのご家族もいて、そこに障害のない親子さんもいれば、わたしたちクルーもいて。とても色とりどりな空間となりました。
誰もが自然とカラダを揺らしている様子を観ながら、「きっと皆さまの細胞の隅々で化学反応を起こしているのだな、だからこんなに素晴らしいエネルギーを感じるんだな。」などと思っていました。
そして、そのエネルギーをあの会場の皆でシェアできたような気がして、またまた涙が溢れるところでした。
また、今回のような規模でのイベントにまだまだ不慣れなクルーのため、いろいろ不手際があったかもしれませんが、皆さまにあたたかく受け入れていただけたことに感謝いたします。
それも含めてarTeaTreaTの新たなパワーを観れたような気がします。
arTeaTreT crew 淵上です
部屋中に張り巡らされた糸(ストリング)から最初の音が弾き出された瞬間、あの場にいた全員の心が鳴った。
大きな弦楽器のようになった部屋に、思ったよりも大きな、ふしぎな音が響いて、それまでやかましく騒いで遊んでいた子どもたちも、車椅子でやってきた身体に不自由がある人たちも、その付添いで来た施設の人たちも、その音色に持っていかれ、振動していた。
音楽の中では、子どもも大人も、障害の重い軽いも関係の無い、平等な時間と空間が生まれることを、ストリングラフィーコンサートは示してくれたようだった。
arTeaTreT crew 大澗です
子供のおもちゃのような楽器。
飛び出してきた音は、バイオリンのような美しい音色。
不思議な楽器と美しい音色に、クルーとしての仕事を忘れて、ついつい聴き入り見とれてしまいました。
視覚・聴覚、カラダ全体を使った五感で楽しめる音楽。音楽って素晴らしいなととても思いました。
会場にいたみんなが一つになった、まさにarTeaTreaTな一日を過ごせたことにありがとうです。
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