9月11日（日曜日）。砧公園の仮説インクルーシブ遊具エリアで、青空おしゃべり会を開催しました。

貸し切りのインクルーシブ遊具エリアの、子どもたちとスタッフが楽しく遊んでいる横で、

束の間の大人だけの時間。

まず、「自分のストレス解消法」をテーマにおしゃべりが始まりました。みなさん、少しの時間、少しの工夫でストレス解消を心がけていて、1分間の瞑想や、大好きなチョコレートを一粒食べるなど、自分流のストレス解消方法をシェアしてくれました。

それでも、子どもが自分から離れなかったり、子育てに必死で気持ちの余裕がなかったりして、自由な時間が全くない、あったとしてもすごく少ない、というお母さんたちの声が多かったです。みなさん本当に毎日お疲れ様です。

お父さんに子どもを預けてお友達と飲みに行ったらすごく楽しかった、というお話もありましたが、お父さんがひとりで子どもを預かるのは難しい、お願いできない、というお話もあり、お父さんと子どもだけでも安心して過ごせる場所があるといいのに、と思いました。

それから、自分の子供に障害がある、と友人や職場の人に伝えたときの反応が、信じてもらえなかった（見た目で分かりづらい障害の場合）や、大変だね、と引かれてしまった、など、せっかく話しても理解してもらったり助けてもらったりする経験に繋がらなかった、という体験談も複数出ていました。

全く同じではないけれど、似た体験、似た苦労を持つ、病気や障害のある子どもを持った親御さん同士が、リラックスしておしゃべりをする、その横では子どもたちが自分のペースで思い思いに遊んでいる、穏やかで楽しい時間が流れていました。

「ゆっくりと腰を落ち着けて、大人同士でおしゃべりに興じる。」ある人にとっては「当たり前のこと」がある人にとっては「贅沢で貴重な時間」なのです。今日のおしゃべり会のような時間が、誰にとっても「当たり前のくつろぎの時間」になるように、あーといーとりーとのおしゃべり会も続けていきたいなと思いました。

さて、次回のarTeaTreaTプログラムは、

10/30（日）砧公園みんなのひろばにて『のびのびアートの会』を開催します！詳しくはHPをご覧くださいね♪